〜桜咲く日記帳〜

音楽の事や旅行の事,ファッションの事,グルメの事など、マイペースに・ありのままに綴っています♪

Storia dei sogni(659)⑥

スミス「フフフ…逃がすものですか…」

エリスの手を振り払い,エリスを突き飛ばし

フラッと立ち上がりながら。

エリス「あの子の所へは行かせないから…!!」

スッと立ち上がり,スミスの腕を掴みながら。

スミス

「…!!何ですか!?貴女は…!!

   エリス・ベイカー!!その手を離しなさい!!」

エリスの手を振り払おうとしながら。

エリス

「嫌よ!!あの子の所へは行かせないわ!!」

スミスの腕を強く掴みながら。

スミス「離しなさいと言っているでしょう!!」

エリスの手を振り払おうとしながら。

エリス「お断りよ!!」

スミスの腕を更に強く掴みながら。

スミス

「エリス・ベイカー!!

    どうしても私の邪魔をなさるのですね!?

    どうして私の邪魔をなさるのですか!?

    貴女は自分が何をしているか

    分かっているのですか!?

    ですが…

    貴女の相手をしている暇は無いのですよ!!」

エリスの手を振り払い,エリスの顔にビンタをし

エリスを突き飛ばし,私を追いかけようとした。

エリス

「ダメ…!!絶対にダメ…!!

   絶対に、あの子の所へは行かせないわ…!!」

スッと立ち上がり

スミスの腕を、また更に強く掴みながら。

スミス

「一体、どういうつもりなのですか!?

    エリス・ベイカー!!

    あの邸宅で生贄になった時の様に

    また呪術で利用されたいのですか!?

    だから私の邪魔をなさるのですか!?

    でないと、こんな真似出来ませんよねぇ!?

    ですが…去年に言ったはずですよ!!

    リザが助かった今は、もう

    モリアムも,貴女方3人も用済みなのですよ!!」

エリスの手を振り払い

エリスの胸倉を掴みながら

エリスの顔にビンタをした…。


モリアムさん「今すぐ、その手を離しなさい!!」

スミス「モリアム…!?」

モリアムさん「今すぐ、その手を離しなさい…」

細い剣を出しながら、スミスの元へ。


スミスはエリスの胸倉を掴んでいた手を離し

何処かへ逃げて行った。


エリス「けほっ…けほっ…はぁ…はぁ…」

モリアムさん,ボニータ,シェル「エリス!!」

モリアムさん「大丈夫…!?」

術を発動し,エリスのケガを治しながら。

エリス「えぇ…ありがとうございます…」

モリアムさん

「スミスに先に見つかって,捕まる前に

    早く、なっちゃんを見つけないと…!!」

エリス,ボニータ,シェル「はい…!」

 

 

ちょうど、その頃…私は

4階の貸衣装サロンの店頭にある

丈の長い,大きいサイズの

ウェディングドレスの中に入って

隠れてながら,ガタガタ震えて泣きながら

モリアムさん達が

私を見つけて,助けに来るのを待っている最中。