その後
うつ伏せで気絶している私に
触れて,何かしようとしている時
彼女とモリアムさん達が来てくれた。
彼女,モリアムさん,エリス,ボニータ,シェル「…!!」
モリアムさん「そこまでよ!!スミス!!」
彼女「なっちゃんを返して!!」
モリアムさん「今すぐ、その子から離れなさい」
彼女「今すぐ、その子を返しなさい」
モリアムさんの手には細長い剣。
彼女の手にはナイフ。
スミスは
尻餅ついて,後退りして,顔面蒼白で固まっていた。
エリス「気を失ってるだけだわ…」
私の顔や身体に耳を当てながら。
ボニータ,シェル「良かった…」
ホッとしながら。
彼女
「なっちゃん…可哀想に…こんなになって…
怖かったよね…辛かったよね…痛かったよね…
苦しかったよね…
でも、もう大丈夫よ…一緒に帰ろうね…」
私の身体を強く抱き締め,髪を撫でながら泣いていた…。
モリアムさん「早く帰りましょう…!」
彼女「えぇ…!」
エリス,ボニータ,シェル「はいっ…!」
モリアムさんの術で
元の世界の,私達の家の,私達の寝室へ帰還。