スミス
「何度も、呪術で
貴女を呼び寄せようとしたのですよ
去年は、こんな事は無かったのに
今年に入ってからは、どういう訳か
呪術が効かなかった様で
中々、上手くいきませんでしたから
今夜、コチラから、貴女の元に現れ
貴女を、この邸宅へ連れ去ったのです
それに…貴女は、術を使えない人間でしょう?
それなのに、何故かしらねぇ?」
ニヤニヤ笑いながら
吐息混じりの声で耳元で囁きながら
ジュルっと音を立てて自分の唇を舐めながら
何度も,無理矢理
私の髪や顔,胸を触りながら
何度も,無理矢理
私の耳の後ろや耳,首筋を舐めたり
私の耳の後ろや耳,首筋にキスして来た…。
私
「いやぁっ!!もうやめて!!もういやぁっ!!
もういい加減にして!!もう充分でしょう!?
このド変態クソババア!!
そんな事、私が知る訳ないでしょ!?
知っていたとしても
アンタなんかには絶対に教えないから!!」
泣き叫びながら,スミスを睨み付けながら
スミスの腕を掴み,振り払い
スミスの脚を蹴りながらスミスを突き飛ばしたり
スミスの顔にビンタしたり
スミスの唇に唾を吐いたりした後
捲り上げられた肌着やブラを元の位置に戻し
パジャマのボタンを閉めながら
スミスの部屋から逃走。
スミス「…!?」
私が部屋から逃走した後
スミス
「呪術で部屋から逃げられない様にしたのに…
あの子も術が使えない人間なのに…
モリアムが居ないと,モリアムの助けが無いと
ここからは逃げられない筈なのに…
モリアム…!!まさか…!!
モリアムが何かしたのね
モリアムが、あの子に,あの子の身体に何かしたのね
モリアムが、また私の邪魔をしたのね」
そして…
呪術で私の逃げた場所を特定し,追い始めた…。
スミス
「ですが
何処へ逃げようとも,何度逃げようとも
同じ事ですよ…可愛い子猫ちゃん…
フフフ…あはははははっ!!」