スミスを追っている嬌児,雪娥,金蓮は。
嬌児「うっ…臭っ…何なのよ…この嫌なニオイは」
雪娥「一体、どんなお香使ってんのよ」
金蓮「全くだわ」
嬌児「しかも、あの不気味な光は一体何なのよ」
雪娥「まさか、これって…」
金蓮「あの部屋からよ」
書斎へ。
スミス
「フフフ…あははははは…
あと、もう少しよ…あと、もう少しで…
呪術が完成するわ…」
呪術の儀式をしている最中だった…。
嬌児,雪娥,金蓮「…!!」
嬌児「やっぱり…!そうだわ…!」
雪娥「玉楼が言っていた、例の呪術の儀式ね」
金蓮「あの瓶の中身は…」
嬌児「まさか…」
雪娥「歌恋から無理矢理採った血…?」
金蓮
「しかも…それを、呪術で
自分の体内に取り込んでいる…!?」
嬌児
「…!!ねぇ、アレ…
あの角が生えた骸骨のお面とフクロウのお面…
和田先生達が見たって言っていた奴じゃ…」
雪娥「さっき私達を足止めしていた奴らだわ…」
金蓮
「モリアム達
毎回、アイツらに足止め食らうと
言っていたわね…」
嬌児
「スミスが呪術で作り出した分身で
攻撃を与えたら、すぐ消えたとも
言っていたわね…」
雪娥「きっと…アレが、その本体ね…」
金蓮「えぇ…全部、玉楼の言っていた通りだわ」