〜桜咲く日記帳〜

音楽の事や旅行の事,ファッションの事,グルメの事など、マイペースに・ありのままに綴っています♪

Storia dei sogni(695)⑬

スミスを追っている嬌児,雪娥,金蓮は。


嬌児「うっ…臭っ…何なのよ…この嫌なニオイは」

雪娥「一体、どんなお香使ってんのよ」

金蓮「全くだわ」

嬌児「しかも、あの不気味な光は一体何なのよ」

雪娥「まさか、これって…」

金蓮「あの部屋からよ」


書斎へ。


スミス

「フフフ…あははははは…

    あと、もう少しよ…あと、もう少しで…

    呪術が完成するわ…」

呪術の儀式をしている最中だった…。


嬌児,雪娥,金蓮「…!!」


嬌児「やっぱり…!そうだわ…!」

雪娥「玉楼が言っていた、例の呪術の儀式ね」

金蓮「あの瓶の中身は…」

嬌児「まさか…」

雪娥「歌恋から無理矢理採った血…?」

金蓮

「しかも…それを、呪術で

    自分の体内に取り込んでいる…!?」


嬌児

「…!!ねぇ、アレ…

   あの角が生えた骸骨のお面とフクロウのお面…

   和田先生達が見たって言っていた奴じゃ…」

雪娥「さっき私達を足止めしていた奴らだわ…」

金蓮

「モリアム達

    毎回、アイツらに足止め食らうと

    言っていたわね…」

嬌児

「スミスが呪術で作り出した分身で

    攻撃を与えたら、すぐ消えたとも

    言っていたわね…」

雪娥「きっと…アレが、その本体ね…」

金蓮「えぇ…全部、玉楼の言っていた通りだわ」