髪や顔,身体を洗い終わった後
アルトのメンバー1「ね…アレ…」
アルトのメンバー2「リザとスミス…」
アルトのメンバー3「どうしてここに…」
アルトのメンバー4
「さっき、崔先生達の席、通りかかった時に
崔先生が王先生達に話してるの聞いたんだけど…」
アルトのメンバー5
「あの子…なっちゃん
またスミスに連れ去られて,襲われたみたいで…」
アルトのメンバー6「やっぱり…!」
アルトのメンバー7
「しかも、連れ去る時に、無理矢理
ハンカチで口を塞いで,薬嗅がせて,眠らせていたとか…」
アルトのメンバー1~3「えっ…!!」
アルトのメンバー8
「発見した時には、気を失った状態だったり」
アルトのメンバー9
「腕や手首に爪の跡や痣があったり
爪の跡から血が出ていたり
パジャマ脱がされて,被せられたりとか…」
アルトのメンバー10
「あの子、何度も
抵抗したり,逃げようとしてたんだと思う…」
アルトのメンバー6「何て事を…」
アルトのメンバー11
「スミスの奴…
あんな事があったばかりなのに…
なっちゃんに、あんな酷い事をしておいて…
よく平気でいられるよね、信じらんない」
アルトのメンバー12「ホントですよ…」
女性の声A「えーと…何処が空いているのかしら」
女性の声B「あ!あちら、丁度二つ空いてますよ」
女性の声A「人気の温泉と言われてるだけ有るわね」
女性の声B「そうですね、諏訪湖が見えるとあって」
私「…!!この声…まさか…いやぁっ…」
顔面蒼白でガタガタ震えて耳を塞ぎながら。
彼女「大丈夫よ…大丈夫…」
私の身体を強く抱き締めながら。
入って来た2人、リザとスミスだった…。
私以外の女性陣全員、スミスを睨んでいる。
スミス「あら…皆さん、奇遇ですね」
関西拠点の合唱指導の先生(アルトの先生)「せやな」
関西拠点の合唱指導の先生(ソプラノの先生①)
「リザさん達は、この辺に泊まってるんですか?」
リザ
「うんっ、テレビや写真などで見てから
ずっと、諏訪湖も見てみたくて」
関西拠点の合唱指導の先生(ソプラノの先生②)
「そっか、諏訪湖、綺麗だものね」
リザ
「それと、この辺で、ちょっと仕事もあったから」
関西拠点の事務局のお姐様「そうなんやね」
スミス「フフフ…貴女も来ていたのですね」
ニヤニヤ笑いながら,私達を見て
私の元へ近づいて来て,私の顔に触れようとして来た…。
私「…!!いやぁっ…!!やめて…!!」
顔面蒼白でガタガタ震えながら。
彼女「この子に触らないで!!」
スミスを睨み付けながら,スミスの手首を掴んだ。
リザ「スミス、よしなさい、怖がっているでしょう?」
スミス「…ごめんなさいね…」
リザ「ごめんね…怖がらせて…大丈夫…?」
私の手を握りながら,私の背中を擦りながら。
私「…」
ガタガタ震えながら,首を横に振りながら。
彼女「リザ…ごめんね、まだ無理よ…」
リザ「そうですよね…ごめんなさい…」
その後
彼女と一緒に、一旦
浴室を出て,飲み物を飲みながら休憩してから、浴室へ。