〜桜咲く日記帳〜

音楽の事や旅行の事,ファッションの事,グルメの事など、マイペースに・ありのままに綴っています♪

Storia dei sogni(613)⑨

髪や顔,身体を洗い終わった後


アルトのメンバー1「ね…アレ…」

アルトのメンバー2「リザとスミス…」

アルトのメンバー3「どうしてここに…」


アルトのメンバー4

「さっき、崔先生達の席、通りかかった時に

    崔先生が王先生達に話してるの聞いたんだけど…」

アルトのメンバー5

「あの子…なっちゃん

    またスミスに連れ去られて,襲われたみたいで…」

アルトのメンバー6「やっぱり…!」


アルトのメンバー7

「しかも、連れ去る時に、無理矢理

  ハンカチで口を塞いで,薬嗅がせて,眠らせていたとか…」

アルトのメンバー1~3「えっ…!!」


アルトのメンバー8

「発見した時には、気を失った状態だったり」

アルトのメンバー9

「腕や手首に爪の跡や痣があったり

   爪の跡から血が出ていたり

   パジャマ脱がされて,被せられたりとか…」

アルトのメンバー10

「あの子、何度も

    抵抗したり,逃げようとしてたんだと思う…」

アルトのメンバー6「何て事を…」


アルトのメンバー11

「スミスの奴…

    あんな事があったばかりなのに…

    なっちゃんに、あんな酷い事をしておいて…

    よく平気でいられるよね、信じらんない」

アルトのメンバー12「ホントですよ…」

 

 

女性の声A「えーと…何処が空いているのかしら」

女性の声B「あ!あちら、丁度二つ空いてますよ」

女性の声A「人気の温泉と言われてるだけ有るわね」

女性の声B「そうですね、諏訪湖が見えるとあって」


私「…!!この声…まさか…いやぁっ…」

顔面蒼白でガタガタ震えて耳を塞ぎながら。

彼女「大丈夫よ…大丈夫…」

私の身体を強く抱き締めながら。


入って来た2人、リザとスミスだった…。

私以外の女性陣全員、スミスを睨んでいる。


スミス「あら…皆さん、奇遇ですね」

関西拠点の合唱指導の先生(アルトの先生)「せやな」

関西拠点の合唱指導の先生(ソプラノの先生①)

「リザさん達は、この辺に泊まってるんですか?」

リザ

「うんっ、テレビや写真などで見てから

  ずっと、諏訪湖も見てみたくて」

関西拠点の合唱指導の先生(ソプラノの先生②)

「そっか、諏訪湖、綺麗だものね」

リザ

「それと、この辺で、ちょっと仕事もあったから」

関西拠点の事務局のお姐様「そうなんやね」


スミス「フフフ…貴女も来ていたのですね」

ニヤニヤ笑いながら,私達を見て

私の元へ近づいて来て,私の顔に触れようとして来た…。

私「…!!いやぁっ…!!やめて…!!」

顔面蒼白でガタガタ震えながら。

彼女「この子に触らないで!!」

スミスを睨み付けながら,スミスの手首を掴んだ。

リザ「スミス、よしなさい、怖がっているでしょう?」

スミス「…ごめんなさいね…」

リザ「ごめんね…怖がらせて…大丈夫…?」

私の手を握りながら,私の背中を擦りながら。

私「…」

ガタガタ震えながら,首を横に振りながら。

彼女「リザ…ごめんね、まだ無理よ…」

リザ「そうですよね…ごめんなさい…」

 

 

その後

彼女と一緒に、一旦

浴室を出て,飲み物を飲みながら休憩してから、浴室へ。