休憩中
私は、リザに話しかけられた。
リザ「ねぇ…ちょっと良いかしら?」
(そっと肩に手を乗せたり,腕を掴みながら)
私「えっ…!私…ですか…?」
リザ
「えぇ、大丈夫よ…何も怖い事しないから
ただ話がしたいだけだから」
(私の手を握りながら,私の顔を触りながら)
私「はい…」
リザと少し離れた場所にあるベンチへ移動。
モリアムさん達
他の合唱仲間の方数名
(ソプラノのリーダーB、アルトのメンバー5
ソプラノのメンバー11~19)
アーティスト&オケ&バレエの若い女性メンバーの方々
若い合唱指導&伴奏の先生方,事務局にお姐様E&Fは
こっそり尾行&盗み聞き。
リザ「ごめんね、急に…ちょっと驚いたよね?」
私「いえ…あの…話って…」
リザ
「貴女達が、こっちの世界に戻る日に
モリアム達だけでなく、私達も
こっちの世界へ連れて行こう、と言ってくれたの
貴女でしょう?」
私「えぇ…そうですけど…」
リザ
「貴女にも感謝しているわ、ありがとう
他の皆だけでなく、貴女にも
ずっと、お礼を言いたかったの
でも…中々、タイミングが掴めなくて…」
私「いえ…そうでしたか…」
リザ「それと…もう一つ…」
私「はい…」
リザ「コレは、正直に言って良いのよ」
私「…?」
リザ「スミスの事、まだ怖い…?」
私「…はい…すごく怖いです…」
(顔面蒼白になりながら,ガタガタ震えながら)
リザ「そう…ごめんね…本当に、ごめんね…」
(私の手を握りながら,背中を擦りながら)