月娘
「やれるものなら
スミスを豚小屋に突き落とし,豚の餌にするか
スミスの手を切断器で切り落とすか
したいくらいだわ」
鞄の中から小箱を取り出し,小箱を開けながら。
アルトのメンバー13
「ルナちゃん、そういうの持ってたんだ」
アルトのメンバー14
「ね、切断器の事、知ってた( ˙꒳˙ )???」
嬌児,玉楼,雪娥,金蓮「初耳…」
玉簫,夏花,蘭香,迎春,春梅,秋菊,桂姐
「私も知らなかったです…」
月娘
「あっちの世界に居た頃に
ペルシャで手に入れたのです
あっちの世界に居た頃は
正妻の誇りを守る為の嗜みとして
持っていましたが
この世界に来た今は
護身の為と歌恋や皆様を守る為に
持っているのです
もし…切り落とせるなら
この世で,この時代で,この国で許されるなら
この時代の,この国の司法で許されるなら
歌恋や皆様に危害を加える手は見つけたら
早々に切り落とさなくてはいけないし
早々に切り落とした方が良いでしょう?
それに…コレは
少しの力でも骨ごと簡単に綺麗に
切り落とせるのです」
ニヤニヤ笑いながら,切断器を見つめていた。
月娘以下の女性メンバー全員「( °◊° )…ヒエー」
嬌児「ね…怖いでしょう…?」(小声)
ソプラノのリーダーA「う…うん…」(小声)
玉楼
「私達…西門家の者は誰も、大奥様には
頭上がらないし,逆らえないわ…」(小声)
雪娥「敵に回すと、すごく危険よ…」(小声)
金蓮
「優しい笑顔に騙されてはいけない事もあるの…
春梅や秋菊,桂姐が怖いと思うには
まだ若いかもしれないけど…」(小声)
ソプラノのメンバーB「そうなんだ…」(小声)
アルトのリーダー「ほへ〜…」(小声)
月娘
「あら…皆様
驚かせてしまって、ごめんなさいね」
切断器が入っている小箱を鞄の中にしまいながら。
アルトのメンバー15「ううん、良いよ(^ ^)」
アルトのメンバー16
「ルナちゃん、ありがと(^^)」