〜桜咲く日記帳〜

音楽の事や旅行の事,ファッションの事,グルメの事など、マイペースに・ありのままに綴っています♪

Storia dei sogni(691)⑨

月娘

「やれるものなら

    スミスを豚小屋に突き落とし,豚の餌にするか

    スミスの手を切断器で切り落とすか

    したいくらいだわ」

鞄の中から小箱を取り出し,小箱を開けながら。

アルトのメンバー13

「ルナちゃん、そういうの持ってたんだ」

アルトのメンバー14

「ね、切断器の事、知ってた( ˙꒳​˙  )???」

嬌児,玉楼,雪娥,金蓮「初耳…」

玉簫,夏花,蘭香,迎春,春梅,秋菊,桂姐

「私も知らなかったです…」


月娘

「あっちの世界に居た頃に

    ペルシャで手に入れたのです

    あっちの世界に居た頃は

    正妻の誇りを守る為の嗜みとして

    持っていましたが

    この世界に来た今は

    護身の為と歌恋や皆様を守る為に

    持っているのです

    もし…切り落とせるなら

    この世で,この時代で,この国で許されるなら

    この時代の,この国の司法で許されるなら

    歌恋や皆様に危害を加える手は見つけたら

    早々に切り落とさなくてはいけないし

    早々に切り落とした方が良いでしょう?

    それに…コレは

    少しの力でも骨ごと簡単に綺麗に

    切り落とせるのです」

ニヤニヤ笑いながら,切断器を見つめていた。

月娘以下の女性メンバー全員「(    °◊°  )…ヒエー」


嬌児「ね…怖いでしょう…?」(小声)

ソプラノのリーダーA「う…うん…」(小声)

玉楼

「私達…西門家の者は誰も、大奥様には

    頭上がらないし,逆らえないわ…」(小声)

雪娥「敵に回すと、すごく危険よ…」(小声)

金蓮

「優しい笑顔に騙されてはいけない事もあるの…

    春梅や秋菊,桂姐が怖いと思うには

    まだ若いかもしれないけど…」(小声)

ソプラノのメンバーB「そうなんだ…」(小声)

アルトのリーダー「ほへ〜…」(小声)


月娘

「あら…皆様

    驚かせてしまって、ごめんなさいね」

切断器が入っている小箱を鞄の中にしまいながら。

アルトのメンバー15「ううん、良いよ(^ ^)」

アルトのメンバー16

「ルナちゃん、ありがと(^^)」