〜桜咲く日記帳〜

音楽の事や旅行の事,ファッションの事,グルメの事など、マイペースに・ありのままに綴っています♪

Storia dei sogni(666)⑤

何処からか足音…。


私「モリアムさん達でしょうか…?」(小声)

シェル「静かに…!」(小声)

私の唇を人差し指で触れながら。

私「はい…」(小声)


スミス

「全く…あの2人は

    一体、何処に隠れたんでしょうね?」

私とシェルを探して回りながら。

私,シェル「…!!」

私「シェルさん…私…怖い…」(小声)

ガタガタ震えて泣きながら。

シェル

「大丈夫…大丈夫よ…大丈夫だから…」(小声)

私の身体を強く抱き締めながら。


隠れてから暫く経って…


スミス

「なつきさん,ワトソンさん、みーつけた

   ここに隠れて居たのですね」

ニヤニヤ笑いながら

クローゼットの扉を開けて来た…。

私,シェル「…!!」

スミス

「ワトソンさん、そこを退きなさい…

    そして、その子を渡しなさい…」

ニヤニヤ笑いながら

シェルの腕を強く掴みながら。

シェル「嫌よ…!!お断りよ…!!」

私の身体を強く抱き締めながら。

スミス

「貴女まで私の邪魔をするつもりですか?

    モリアムも,貴女方

    いつも私の邪魔をするのですね?

    貴女も、また利用されたいのですか?

    でないと、こんな真似出来ませんよね?

    ですが…

    もう用済みなのですよ、モリアムも,貴女方も」

ニヤニヤ笑いながら

シェルの腕を更に強く掴みながら。

シェル「うっ…」

私「シェルさん…」

シェル「私は大丈夫だよ…このぐらい平気だよ…」

痛みを堪えながら

私の身体を更に強く抱き締めながら。

スミス

「さぁ、そこを退いて,その子を渡しなさい!!

   ワトソンさん!!」

ニヤニヤ笑いながら

また更にシェルの腕を掴みながら。

シェル

「嫌よ…!!お断りよ…!!

   絶対に退かないし

   アンタなんかに…この子は渡さない…!!」

痛みを堪えながら,スミスを睨みつけながら

私の身体を、また更に強く抱き締めながら。