〜桜咲く日記帳〜

音楽の事や旅行の事,ファッションの事,グルメの事など、マイペースに・ありのままに綴っています♪

ヴァチカン国際音楽祭と国内での記念壮行演奏会の参加の、きっかけ(*^∀^)人(^∀^*)

サン・パウロ大聖堂公演本番の日(10月30日)(pqwO∀Q)

 

 


本番前に、ホテルのロビーで

メゾ・ソプラノのソリストの野上貴子先生に

国内3箇所での記念壮行演奏会とヴァチカン国際音楽祭に参加した

きっかけを聞かれました。

 

私は

「マエストロ(西本智実先生)の指揮で演奏したい、っていうのもありますが

 今年は、戦後・被爆70年の年なので」

と答えました。

 

野上先生は

「そうね・・・。

 そういえば・・・貴女、佐世保(長崎)から来たって言ってたものね・・・」

という風に言っていました。

 

 

その時は、言いそびれましたが・・・もう一つ、きっかけあります。

それは・・・出身高校(カトリックの学校でした)の歴史。

 

出身高校は

 

昭和22年

原爆により荒廃した長崎の復興のため

物心両面にわたり尽力されていた、カトリック長崎教区長山口大司教

ローマ時代の親友であり、当時のオーストラリアの教会の最高権威者

ギルロイ枢機卿に援助を求めた。

 

この要請に応えるため、昭和23年11月16日

シドニーに本部をもつ「善きサマリア人修道会」の

Sr.カサリンテレサ、Sr.M・ジュリアンなど・・・6名のシスター達が来日し

3カ年間、長崎市において

日本語の勉強のかたわら、被爆者のための診療所を開き奉仕した。

その間・・・Sr.M・モニカ、Sr.M・ゼビア来日。

 

その後、大司教の要望により

カトリック精神に基づく教育機関が無かった、佐世保市

高等学校を創立する計画がすすめられた。

 

当時、佐世保市においては

昭和12年4月30日に

財団法人済美学園女学校として設立された、「済美学園」が

大戦中空襲による被害にあい、校舎の焼失等の困難に遭遇していた。

 

昭和26年7月

済美学園、教会関係者、及び善きサマリア人修道会の間に合意が成立し

済美学園」は、修道会に、その所有財産である土地を任せ

県知事の認可を得て、新しい学校の創設のはこびとなった。

その年、Sr.M・ローズとSr.M・カニスが来日した。

 

という歴史があります。

 

原爆が投下されて、終戦迎えて

長崎の復興の為に

長崎の大司教が、オーストラリアの枢機卿に援助要請して

オーストラリアから、1ヶ月の船旅を経て、日本へ上陸・来日した所から、が

出身高校の歴史の始まりです。 

 

 

それが、きっかけで

ヴァチカン国際音楽祭と国内3箇所での記念壮行演奏会に参加しました。

 

 

迫害や戦争によって無念の死を遂げた方々、当時の大司教枢機卿、シスターの方々

など・・・が、ここへ導いてくれたのか、とも感じています。

 

 


世界中が平和になる事や核兵器廃絶を願い・祈りながら

 

この地球上から

核兵器・戦争・テロ・迫害・差別や偏見が無くなる事を、願い・祈りながら

 

戦争や迫害などで、無念の死を遂げた、多くの方々の冥福を祈りながら

 

終戦迎えてから70年続いた平和が

これからも、いつまでも

何十年も・何百年も・何千年でも続く事を願い・祈りながら

 

 

その方々の魂は、今も亡くなっていない!!

 

核兵器や戦争・テロ・迫害・差別や偏見の恐ろしさや愚かさ、無意味さを

 

核兵器や戦争・テロ・迫害・差別や偏見は、何の解決にもならない事を

核兵器や戦争・テロ・迫害・差別や偏見は

憎しみや悲しみ・暴力を呼ぶだけだし、憎しみや悲しみ・暴力しか生まれない事を

 

戦争や迫害などで

無念の死を遂げた方々や

今でも、その苦しみの中に生きる方々が

たくさんいる事を

 

他と争う事や他を貶めたりする事は

愛国でも、保守でも、国や人々・平和の為でも、国や人々・平和を守る為でも

何でも無い事を

 

お互いに、他の良さや違いを受け入れ・認め・尊重し

お互いの良さを共有しあったり、広めあったりして

仲良くやっていく事こそが

愛国でもあり、保守でもあり

国や人々・平和の為でもあり、国や人々・平和を守る為でもある事を

 

世界中の人々に知ってほしい!!忘れないでほしい!!

 

そして・・・

70年前に起こってしまった事や生きられなかった御霊を、私も忘れない!!

 
もう2度と

同じ過ちを・悲劇を繰り返さないでほしい!!戦争や迫害など起こさないでほしい!

核兵器など、人殺しの道具=武器なんか

持たないでほしい!!作らないでほしい!!持ち込まないでほしい!!


演奏によって

その事を、世界中の人々に訴えたい気持ちと

 

 

終戦迎えてから、70年間続いている平和

 

皆様と一緒に、気持ちを一つにして

マエストロ(西本智実先生)の指揮で音楽を奏でる事が出来る幸福

 

などに感謝しながら

 
ヴェルディのレクイエム

グノーの聖チェチーリア荘厳ミサ曲

グレゴリオ聖歌オラショ

を歌いました。

 


願い・祈りながら歌う事しか出来ないけれど 

私達の演奏や私達の想いなどが

世界中の人々の心に

届きますように・・・:+:。★.(´艸`).。:+‐☆

響きますように・・・(*´ω`人´∀`*)

 

私達の演奏や私達の想いなどが

世界平和実現への道しるべとなりますように・・・(o・艸・o)

 


皆様と一緒に

このような素晴らしい演奏会に参加出来て

このような素晴らしい機会に巡り逢えて

このような素晴らしい・貴重な経験が出来て

すごく嬉しかったし、楽しかったし

すごく感動・感激・感謝の気持ちでいっぱいです(●^∀^●)(●^∀^●)


皆様

本当に、ありがとうございました(*`O∪<艸)◆+o゜♪

いつか、また何処かでヾ(*´∀`*)ノ゛